バンコクの女 – Poo 27歳〜その16
公開日:
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最終更新日:2015/09/27
バンコクの女 - Poo 27歳
前回からの続き・・・。
5万バーツと言うと、当時の日本人の最低賃金が6万バーツだったので(現在は5万バーツ)、「日本人の最低レベルと同等の生活=タイ人にしてはかなりいい生活」をしていることになります。
まぁ、その生活を目にしているので確かにそんな感じではあります。
その通帳には給料と思われる振込みの記録もありました。
そう、この生活レベルを維持する彼女の給料は前からとても気になっていました。
叔父さんの経営する会社でいくらもらっているのか???
・・・。
うーん、なんか振込みみたいな記録はあるのですが、給料のような定期的なものではないんですよね。
一か月に一回とか二回とかではなく、また同じ曜日に入っているとかでもありません。
しかも額は3万バーツ位だったり、5万バーツ位だったり、月に1度だったり2度だったり、全く規則性がないです。
何なんだろうこの不定期で不規則な額の振込みは・・・。
叔父さんの会社だから好きな時に振り込んでもらっているとか?
いや、経理的に他の社員と一緒にした方が効率がいいはずで、そんなことはおそらくないでしょう。
とりあえず、ほかにも3つの通帳があるので見てみることにしました。
4つの通帳全て違う銀行です。
他の3つの通帳はどうやらかなり昔の通帳のようで、出入りの額が非常に少ないです。
月単位で言えば約1万〜2万バーツぐらいの支出、そして給料と思われる収入が1万5千バーツ程度あります。
大学を出たばかりとかその頃の通帳のようです。
途中で通帳が変わったりしているのは仕事が変わったからのようで、おそらく最初に見た通帳が今も使っている通帳のようです。
時期により収入は増えているようで、2年前くらいの時点で2万バーツ位になっていました。
それでも、今もらっている数万バーツと比べるとだいぶ少ないですね。
叔父さんの会社なのだったらコネですぐにでも入れただろうに、なぜもっと早く入らなかったのか、不思議です。
ここで以前から不思議に思っていた叔父さんの会社について、僕は以下の仮説を立てました。
「おそらくPooちゃんは叔父さんの会社などで働いていない」
「そしてこの月数万バーツの収入は何かよろしくない類の収入である」
ではいったいこの月数万バーツの収入はどこから来ているのでしょうか?
次回へ続く・・・。
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