バンコクの女 – Poo 27歳〜その20
公開日:
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最終更新日:2015/11/10
バンコクの女 - Poo 27歳
前回からの続き・・・。
とりあえず間を持たせようと「こんにちは!」というと、今度は返ってきた言葉は「なんだてめえは!」でした・・・w。
結構どすの入った迫力のある声にビビります・・・。
そして良く見るとこのおっさん、年齢は結構行ってますが(45〜50くらい?)筋肉モリモリで、真っ黒に日焼けしていて、サングラスを頭に乗せ柄シャツに短パン、金のアクセサリーを体中にしています。
はい、ガラが相当悪いです。
そして腕には和彫りの入れ墨が・・・。
おーっと、この方はもしや???
とりあえず何か言わないとまずいと思ったので、無難に「えーっと、Pooちゃんのお友達です」と答えます。
おっさん、ものすごい形相です。はい、やっぱりその筋の方なのでしょうかこの人は・・・。
Pooちゃんにお金を振り込んでいたうちの一人でしょうか。
いや、それならまだ状況はマシかもしれません。
最悪なのは、この男がPooちゃんのバックにいて男たちにお金を振り込ませている奴だとしたら・・・。
それこそまっとうな人間ではありません。
絶体絶命のピーンチ!w
今はこうして楽しく書いていますが、この時はマジやばかったですよ。
大げさではなく身の危険を感じました。
おっさんは土足のまま乱暴に入ってきてテレビを消し、テレビと僕の間にあったテーブルに、僕の方を向いて座ります。
膝が当たるくらいに近いですw。おっさんの顔が目の前にあります。
そしておっさん、「何でお前が今ここにいるのか説明しろ」と言います。
僕はもう泣きそうですw。
勘弁してくれよ―。
この場で嘘で固めるとぼろが出そうだし、基本的には真実に沿って、一部嘘をついて話すことにしました。
ネットで知り合い、友達として遊んでいたが、お金が無くなったので泊めてもらっていた。僕はこのソファに寝ていて、もちろん彼女とは何もしていない。
こんな感じで話したと思います。
おっさんは、「Pooはどこだ?」というので、仕事に行ったと答えます。
するとおっさんは鼻で笑います。
おっさんによると、Pooは仕事なんてしていないらしいです。
やっぱり!w
逆に僕がこのおっさんに聞きたいことがたくさんありましたが、さすがに聞けるような状況ではありませんでしたw。
さてこの状況を何とかしないと・・・。
次回へ続く・・・。
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